Funkadelic #03
Last Modified 99/06/20


MAGGOT BRAIN


71 Westbound 2007
Produced by George Clinton
A Parliafunkadelicment Thang


1. MAGGOT BRAIN (G.C., E.Hazel) 10:20
2. CAN YOU GET TO THAT (G.C., E.Harris) 2:50
3. HIT IT AND QUIT IT (G.C., B.Nelson, Shila) 3:50
4. YOU AND YOUR FOLKS, ME AND MY FOLKS (G.C., B.Worrell, Jones)
3:36
5. SUPER STUPID (Hazel, Nelson, Ross, Clinton) 3:57
6. BACK IN OUR MIND (Haskins)
2:38
7. WARS OF ARMAGEDDON (Worrell, Clinton, Ross, Fulwood) 9:42


なにはさておきこれから書かな、ボクは「まごっと」やねんから。いちおう直訳しておくと、「蛆虫の脳味噌」つまりは「ぐちゃぐちゃな頭」というわけ。そうでしょう、そうでしょう、腐ってますわ、ぐちょぐちょですわ。ちなみにこれは71年当時、日本盤が出てたというからちょっとビビってしまう。さすがにその71年にボクのアンテナにはひっかかって来ぇへんかった。ええとこスライ止まりやね。それでその日本盤のタイトルが「黒魔頭」--なるほど、よう考えよったなぁ、というタイトルやわ。そんでも当時に日本でどんだけ売れたんやろ。ミュージックマガジンにもインプレがのっててんけど、さすがに中村とうようも尻尾まいてた。
現実音まで取り入れて、オドロオドロしく組み立てられたサウンドは、黒人のひとが聞くとどう受け取るのか知らないが、ぼくは、すんなりと心に入ってこない、何か拒否されているような落ち着かない気持ちにさせられる。(中略)こういうへんに冷たいものをもった音楽には、ほんとに戸惑ってしまう。『黒魔頭』なんていう日本語のタイトルがますます奇怪で、ぼくを音楽から遠ざける。
ほんま行けども行けども抜け道がどこにもあらへんどうどう巡りのようなちょっと絶望的な音楽やわ。
ジャケ裏を訳してみるとね、
恐怖は人が自分自身を破壊する根元にある。恐怖なくして責め苦はない。責め苦なくして、混乱はない。責め苦なくして破壊はない。しかし恐怖は存在する
うううう、いきなり何だんねん。あのクリントンオヤジの頭の中はまさにぐちゃぐちゃなのか。
なんかね、このアルバムについて書こうと思うたら、ボキの書きたいこと全部椿大先生が書いてるやない。つまり
これ以降のファンカでリックの世界と違い、プレーヤーたちの生身の演奏がいかにも「ロックしてるやんけ!」という感じでぶつかってくるからだ
 せやねん、その通りやねん、たしかに「COSMIC SLOP」のあのギターが何本あるかわからへんようなんもええよ、せやけどここらの荒唐無稽な部分というのは影を潜めていく気がするねん。ほんま「FREE YOUR 〜」に比べたら、黒音楽な人でもずっと入ってきやすいよ、「FREE YOUR 〜」が実験の真っ最中としたら、このまごぶれというアルバムはFUNKADELICというバンドの試みのひとつの答えだった気がする。
ところでライブでマゴブレは立ちっぱなしのバッドボーイが唯一休憩できる曲なのだった。
ちょっとだけ自慢しといたろ(笑) ヂツは'94に大阪来たときに、マゴブレの直前にハンプトンが客席の後ろに出てきよってん。前日に神戸でも見てたからわかっててんけど、「次、マゴブレちゃうん?」って言うたら、「そうやぁ」「休憩しに来たんかいな」(あ、言うとくけど、この会話は全部大阪弁でやったんとちゃうで、英語や、英語(笑))「な、な、マゴブレ弾くときこのジャケット着ぃひんか」言うたんよ。そのジャケットは背中にPFUNK ALLSTARSのパッチがばっちり貼り付けたるやつやねんけど、「わっ、それ貸してくれるん、うれしいわ、OK,OK」言うて、ボキのジャケット着てハンプトン、マゴブレ弾いてくれたんよ。ところがやん、何が悔しいいうて、それ写真とったろ思うてんけど、そういうときに限ってフイルム切れてしもて、おまけに新しいフイルムはそのジャケットの中、ほんま一生の不覚やったわ。
もひとつ、ところでラストの「WARS OF ARMAGEDDON」これは95年に日本中をお騒がせしたあれのことやんかなぁ。ひょっとしてあいつの頭も腐ってたんやろか。
96/12/19


BACK FUNK HOME